木曽路物産で開発した様々なブランド
食品業界では、毎年何百という目新しい新商品がつぎつぎと開発され所狭しと市場にあふれかえっています。そのなかで定番として定着するのはわずかです。
生き残るものに共通するのは、作り手の並々ならぬ『こだわり』。
木曽路物産が目指しているのは、すべてそんなこだわりの逸品ばかりです。
おいしい内モンゴルの塩 天外天塩ストーリー
ヒマラヤ山系の伏流水が大平原の岩塩の地層に湧き出し、汚染とはまったく無縁の巨大な塩湖と木曽路物産の出会いは、内モンゴルのアルシャン地方で始まりました。
地元の人が『いのちの塩』と呼ぶ採取したままの豊かな味わいは、悠久の時間が創りあげた大自然の恵みです。
無農薬有機の天外天味噌・醤油ストーリー
農業だけではない。品質の良い原材料が供給できる内モンゴルであれば、無農薬・有機の味噌・醤油が製造もできるのではないか。
木曽路物産一社の資金や開発力・ノウハウでは不可能でも、すでノウハウを持っているいくつもの企業が集まって資金を集めて企業団を結成すれば理想は実現できる!と考えたのです。
大自然の恵み:シリンゴル重曹ストーリー
どこまでも続く草原の彼方に白っぽいものが見えました。白っぽいものの正体は地下からわき出した湖とトロナ鉱床でした。「天然の重曹がこんなところに手つかずで露出しているなんて…」
アメリカに出店していたことで、アメリカ人の食と生活における重曹の応用範囲を熟知している鹿野は、貴重な天然重曹の存在に驚きました。
内モンゴルの野生種:NS乳酸菌ストーリー
NS乳酸菌は蒙古高原の漬物や醗酵馬乳の中から分離され、糖類、タンパク質、繊維などにも高い消化力を持つ野生の乳酸菌で、中国科学院教授の金鋒博士によって発見されました。
内モンゴルで発見されたこの乳酸菌群を金鋒博士はN(new)S(sun)=新しい太陽の乳酸菌と名付けました。
ラーメン起源の伝説:蒙古王かんすいストーリー
鹿野が内モンゴルで塩さがしをしている頃、知人から1つの依頼を受けました。
「今の日本ではかんすいはすべて化学合成でつくられているが、中国の奥地には天然のかんすいがあると聞いた。内モンゴルで天然かんすいを探してもらえないだろうか」と。
チベット高原産:高純度の天外天にがりストーリー
日本国内には岩塩鉱床がありませんから本当の意味の天然のにがりはありません。日本人にとってのにがりは海水からつくるもので、海水を原料としたものを「天然にがり」としているようです。
しかし、チベット高原から発見されたにがりの鉱床は、水分の少ないシャーベット状に結晶した塩化マグネシウム(高純度97.7%)だったのです。
麦飯石ストーリー
漢方薬の文献として有名な『図経本草』(蘇頌)は1061年に刊行されておりますが、そこにもはっきりと麦飯石が薬石として掲げられています。
黄褐色、淡灰色のなかに白色の長石、灰色の石英の結晶が散りばめられており、麦飯に似た色合いからこの名が付けられたそうです。