◆手作りバスボム(入浴剤)
重曹を溶かしたお湯は軟水作用で水がやわらかくなったり、重曹&クエン酸の反応で発泡して血行促進効果や肌がすべすべになったりと、いいことずくめです。
混ぜるのは重曹とクエン酸と無水エタノール(または精製水)だけ。これだけで発泡作用はできますが、アロマオイルや岩塩を加えることで香りや機能を追加することもできます。
※以下の写真は岩尾明子先生が 2014年3月に行ったバスボム作り講習会の様子を記録したものです。
◆材料
- 重曹の粉2に対してクエン酸の粉1の割合
- 無水エタノールまたは精製水:適量
- 香り付けや機能の追加用(精油数滴、岩塩など)
- 計量カップ、サランラップ、スポイド、ゴムべら、ボール、スプーン
- サランラップ、好みの型、リボンやラッピング用紙など
バスボムの作り方
1.重曹を計量カップではかり、ボールに入れます。
重曹:クエン酸の分量比は2:1です。
この分量がわかるものであれば、紙コップでもかまいません。
2.クエン酸を計量カップではかり、重曹の入ったボールに入れます。
クエン酸は酸性で、肌の敏感な方が直接触ると手が荒れることがあります。小さなお子さんや心配な方は、ビニール手袋などご利用ください。
3.スプーン(泡立て器)でよくかき混ぜます。
粉が飛び散らないように注意しましょう。
4.このタイミングで香り付けの精油入れます。
混ぜるものが違うときはこの前の段階で違うボールなどに分けておきます。
精油は数滴で十分です。
5.小分けした別のボールには岩塩などをいれます。
普通のお塩でも作ることはできます。
写真はヒマラヤ岩塩です。
6.霧吹きで無水エタノールを少しずつ加え、かき混ぜながらまた少し加えていきます。
重曹とクエン酸は少しの水分でも発泡しますので、水の代わりに無水エタノールを使います。
水でもできますが、発泡が進まないように本当に少量ずつ加えましょう。
7:サラサラだったものがぎゅっと握ったら固まるくらいが適量です。
無水エタノールを含ませたことで見た目の分量が減ります。
8.型に詰めます。型を使った場合は乾燥するまで1日くらい時間をおいて下さい。
力を入れてぎゅっと押し込むようにしてください。
この場合も肌がデリケートな方はビニール手袋など使いましょう。
9.サランラップで包むときはそのまま丸めて固めます。リボンなどで口をしばり、完成です。
10.完成です。いろんなラッピングも楽しいですね。
保存する場合は密閉できる容器に入れてください。